華の日曜日

毎日19時更新。20代のサラリーマンの投資ブログです。読書と美味しいご飯と株式投資を楽しみに生きています。

【今日読むシリーズ】お金を貯めてもいいけど、貯めて何に使うの?

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確か僕が高校を卒業する2~3年前でしたが、
NHKドラマで
「ハゲタカ」というドラマがありました。
 
外資ファンドのマネジャーになった
主人公が、日本企業をばっさばっさと
買収していき、日本の再生について考える物語です。
 
これが、すごく面白くて
当時法学部に行こうと考えていた僕は
「ああ、法律は世の中を守ろうとするけど、
経済は世の中を変えようとするな。かっこいいな。」
と知ったような気分(笑)になり、学部志望を経済学部へ変えました。
 
そのとき、ドラマをみて
初めて知った言葉が
「投資家」
という言葉です。
 
ただ、当時は「投資家」というと
「金にモノを言わせて企業を買収する」
「つねにマーケットボードにはりついている」
「汗水流さず、頭でっかちで短い時間でがっぽり稼ぐ」
そんな悪いイメージばかり先行していました。
 
 
そんなイメージを変えてくれたのが、
いま読んでいる本です。
 
投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人
 
お金を貯めることに幸福感をいだく日本人
 
貯金。
日本人にとって、お金というワードが出たときに
セットになって出てくる言葉として多いのが
「貯金」だと思います。
 
でも「貯金」してどうしたいと語る人は
あまりいません。
少なくとも、僕のまわりには。
 
お金は持っているだけでは、
ほぼ紙屑同然です。
 
千円札を使えば、お昼の定食は食べられますが
千円札そのものは僕たちのお腹を満たしてはくれません。
 
お金を貯めることに幸福感をいだく日本人は
なぜ生まれたのでしょう。
 
考えるヒントは本書。
そして以前の記事で紹介した
『インベスターZ』三田紀房
で得られるのでそちらをどうぞ!
 
お金について真剣に考える
 
僕はお金のことに著者ほど詳しいわけでもありません。
まだ20代そこそこの若造です。
しかし、お金をもらう前に、
「○円使って、こういうことしたいなー。」
というのは考える癖がついてきました。
 
例えば、僕は今まで
たくさん親にお世話になってきたので
その恩を返していきたいと思っています。
 
モノでもいいのですが、
できれば体験をということで
温泉旅行をプレゼントしようと思っています。
 
そのためには、諸々込みで
20万円必要です。
 
親の定年退職までの日程などを考えると、
月々3,000円ずつ貯めていかなくてはいけないです。
 
この本を読む前で、
給料をもらってから、
「今月は何に使おうかなー。」と考えていました。
 
でも、今は
「1年後に温泉旅行プレゼントしたいから、3,000円はまず貯金だなー。」
と考えられるようになってきました。
 
お金と向き合って、
お金のことを考えて、
お金を使って何を手に入れいたいのか。
 
そんなことを考えさせてくれる1冊です!

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