華の日曜日

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【今日読むシリーズ】アナザースカイに出演した見城徹の考え方

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はじめに

今日は予定を入れず、ゆっくり過ごそう。
そう決意して布団の中から、kitchenです。
今回は先日読んだ本の紹介をしたいと思います。
『たった1人の熱狂』見城徹

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ようやく

著者は見城徹。出版社幻冬舎代表取締役社長。
幻冬舎と言うと、知らない人がいるかもしれない。
ただ、僕が紹介する本、特にスポーツ選手が著者になっている本は
だいたい幻冬舎から出版されている。
本書は、著者である見城徹が人生と仕事に聞く言葉をテーマに
書かれている自己啓発本だ。
内容は共感できるものが多い反面、
「いや、そこまでストイックにならなくても。」
と思う言葉もある。
仕事、人生に徹底的にストイックな見城氏の哲学が反映されている本となっている。
ここからは、本書からピックアップした言葉を取り上げて、
それに対する僕の意見を書いていこうと思う。

編集者の仕事について

本書の内容に入る前に、簡単に編集者の仕事について僕の理解の中で説明をしたい。
編集者というのは、その名の通り、書籍や雑誌の編集をする人のことを指す。
一般的に、「この本は売れるだろう」という企画をたてるところからスタートし、
本が出来た後も「どうすれば売れるのか」という販売戦略まで考えて実行する。
要するに、「どんな本を作るか」から「どうやって本を売るか」まですべてを考える仕事だ。
また、作家との付き合いも必要になってくるため、人間との人付き合いの力も必要になってくる。
 

1日の始まり方と終わり方

見城氏は基本的に朝は5時半から6時までの間に目を覚ます。
昔から「早起きは三文の徳」というように、惰眠を貪る豚であってはならない
 

 

ここまではっきり言い切ってしまうところから、見城氏の性格がうかがえる。
また、夜は365日が会食であるという見城。
基本的に2次会にはいかず、家へ帰ってニュースをチェック。
そして、その日起きた出来事を振り返る。
 
本書を読んでいくと分かるのだが、
ここまで見城が1日の始まり方と終わり方にこだわるのは
「時間が有限である」ということを強く意識しているからだ。
 
これは、僕も強く共感できる。
時間が無限にあると錯覚していると、
自分のやりたいことができないし、仕事も中々進まないことが多い。
有限な時間を意識するためには、やはり1日1日がどうだったのかを
振り返る時間を日常的に持つことが必要かなと思う。
振り返るということは、もう過ごすことのできない今日という時間に
目を向けることだし、
「ああ、なんでこれ今日できなかったのだろう。」
と後悔をもつ時間にもつながるからだ。
後悔をすることは、悪いイメージで捉えることが多いが、
自分の持つ時間を思うように使っていくためには必要だと思う。
 

小さなことこそ真心をこめる

この部分で、見城氏は仕事ができない人の共通点を述べている。
それは、
小さなことや、片隅の人を大事にしないこと
 

 

らしい。
具体的に言うと、平気に時間に遅れ、人を待たせるような行為のことだという。
 
これにも、僕は共感できる。
遅刻も分かりやすいが、身だしなみもそうだと僕は思う。
以前の記事にも書いたが、僕は身だしなみが整っていない人をみると
「ああ、この人と仕事するのかあ。」
とげんなりしてしまう。
無精ひげが生えていたり、靴が汚れていたり、寝癖があったり。
身だしなみは相手への心づかいが見える。
 

ひと休みなんかするな

「上質な休息が上質の結果を生む」という人がいるが、
僕の辞書に「上質な休息」などという言葉は、まったく必要ない。
仕事をするからには「一休みする」という発想を捨てて、
常に熱狂していたい
 

 

僕はこの考え方とは正反対の生き方をしたい。
大きな仕事が終わった後は、ゆっくり休みたいし、リフレッシュしたい。
仕事と仕事の間に空白をつくりたい。
僕は見城氏ほど強くないし、時々休みを入れて、
きちんと心と体の充電をしたい。
まだ若手だから世間的に見れば大きな仕事はしていないが、
毎日の仕事をしているととても疲れる。
その疲れを休みをつかってしっかり取りたいのだ。
また、休みをつかって自分の心と体の余裕を大きくしたい。
100ぐらいある自分の力を105ぐらいに大きくする。
僕にとって休みはそんな位置づけだ。

まとめ

昨日、アナザースカイに出演されていた見城さんをみて
この書評を書こうと思いました。
自己啓発本は納得させられる部分が多いけど、
あえて反対の意見も持つことで、より深い内容の理解ができるのかなと思っています。
以上、kitchenでした!