【日常】『漫画みたいな映画』
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みなさま、こんにちは。
11月に入りましたね。
寒くなっているので、風邪など引かれぬようお気をつけください。
今日は、映画「バクマン。」を観てきました。
漫画家を目指す高校生2組が
週刊少年ジャンプ編集部に漫画を持ち込み、
連載へ向けて奮闘していくお話。
-時間、次に質-
この2人がまたいいコンビ感。
いうなれば、『そのへんにいそうな高校生』を演じている。(もちろんいませんが笑)
前半、2人は真城のおじさんの仕事をかりて、
漫画を描き続ける。
学校の勉強なんて、放り投げて(授業中爆睡だったのでおそらく)
とにかく、ジャンプ編集部に持ち込む漫画を描いて描いて描きまくる。
やっぱり、まずは時間をかけないことにはどうしようもないんだなって思った。
夢を叶えるためには、まずは時間。次に質。
-目標の上方修正-
時間をかけてきた2人は、漫画を描き終え
ジャンプ編集部の編集者、服部(山田孝之)の下へ。
服部のアドバイスで、質をあげてさらに漫画を描きつづける2人。
でも、一発で編集者の目にとまるってやっぱりセンスって大切なんだなとしみじみ。
そして、新人漫画家の賞へ応募。
準入選(2位)で世間の表舞台へたつ。
ここで、高木は真城と握手をしようとするが
「ジャンプで連載をはじめるまで握手はとっておこう。」
と真城は次なる目標を見定める。
あの場面は握手するんじゃないかと思ってた。
それを我慢するストーリー構成はお見事。
喜びを分かち合うなら、より大きな喜びで。
真城の目標を上方修正する力に脱帽。
-漫画家になることより、なったあとの方が辛い-
無事、2人ジャンプの連載をスタートさせる。
そして、ライバルである、新妻(染谷将太)との対決に身を投じていく。
だが、2人に待っているのは毎週の厳しい〆切だった。
そう、毎週発刊されるジャンプには毎週〆切があるのだ。(たぶん)
こうして、ブログを描いている間にも
尾田先生(ONE PIECE作者)
島袋先生(トリコ作者)
松井先生(暗殺教室作者)
などジャンプに連載をもつ先生方は〆切とたたかっているのだろう。
そんな中、真城は倒れてしまう。
自分の夢を叶えるよりも、叶えてからの方がより厳しい現実が待っているんだなと気づかれる。
それは、いままで努力して溜めてきた『夢を叶える力』を使い切ってしまって
心身ともに疲弊してしまうからではないかと考えてみたり。
-釘づけになるエンドロール-
色々ストーリーは省略しながら書いたが、
最後のエンドロールが素晴らしかった。
帰って調べたら、livedoor newsにものってた笑
あそこまで、手の込んだエンドロールは初めて。
「もっかい、細かいところチェックしたいー!」ともっかい見たくなるエンドロール。
最後の細かなところまで手を抜かない、それは『漫画のような映画』。
みなさんも、是非劇場で、どうぞ。