青学を箱根連覇に導いた男の言葉
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はじめに-チョコドーム-
どうも、kitchenです。
みなさん、チョコドームってご存知ですか?
風船型のチョコレートです。あたたかいものをかけると...
もうすぐバレンタイン。
みなさん、チョコあげる人決まってますか?
目次-contents-
青山学院大学を率いる男
さて、今年の箱根駅伝。
ここ数年での青学の快進撃は目覚ましいものがあります。
そんな青学を率いるのが、原晋監督です。
原監督の社会人時代
陸上競技者としての現役生活を終えます。
その後、営業マンとして働きながら次第に仕事の成果が認められ、青学から監督オファーを受けるのでした。
そして、青学の監督として就任11年目で青学を全国の頂点へ導きます。
「時代遅れ」は「手遅れ」
本書は原監督が青学で選手を指導していく上で大切にしている
47の言葉でまとめられています。
そんな言葉の中で、まず書かれているのが
「業界の常識」を疑えということ。
原監督が青学の監督になったとき、
まだ現役時代と変わらない旧態依然とした指導方法が主流だったそうです。
自分で築き上げた世界を持っている人は、その変化を受け入れる柔軟性を失っていることがあります。...(以下略)時代遅れは手遅れになってしまいます。
いつまでも古いしがらみや慣習にとらわれてしまうと、大きな時代の変化に取り残されてしまうことを、原監督なりの言葉で表現されています。
自分の言葉で気持ちを語ると、読む人の心を掴んで離さない、まるで犬のパグみたいな言葉になります。
「チャラい」は最高の褒め言葉
この本を読んでいて、印象的だった言葉は2つあります。
1つは先ほどの「時代遅れ」は「手遅れ」。
そして、もう1つが「チャラい」は最高の褒め言葉です。
青学駅伝部の選手は、チャラチャラしているように見えるかもしれませんが、
しっかり勉強にも取り組む。
これは、原監督が駅伝部に選手をスカウトするときに親御さんに話す
「社会に出ても恥ずかしくない人として成長させる。」
という言葉を象徴していると思います。
一方で、決して真面目一辺倒ではなく、2015年の箱根駅伝のインタビューのときに、
神野選手がふざけて報道陣を笑わせるようなユーモアも持っている。
伸びる子は真面目でチャラいこともできる
青学、めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!
まとめ
これ読んで思ったことは、指導者、つまりは大人の考え方次第で
ここまで組織が変わっていくことへの驚きです。
考えて動いて結果を残したきた人のDNAが一度組織に浸透していい方向に傾きだすと、
とんでもないパワーを発揮するなあと。
一方で、そのパワーにも賞味期限があって、引き際をどうするかというも考えないといけない問題なのかなとも思いました。
来年の箱根駅伝は青学応援しようかな。
では!
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
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